生きるためのセミリタイア

当たり前を疑い、40代セミリタイアを目指す

ポテトチップスという自傷行為

胃が弱くなってからというもの、揚げ物は避けている。かつて好きだったポテトチップスも当然避ける対象で、普段は食べない。でも、疲れてストレスがたまると食べたくなる。よりによって深夜に、しかもストレスで辛いものを欲しがちになりカラムーチョ…あるい…

24時間働けません。

残業は節約の敵 残業まみれだとコンビニしか開いてないから、余計な出費が増える。 物価の優等生である卵やバナナをコンビニで買う悔しさといったら… コンビニに貢ぐために働いているのではなく、世界経済の成長に投資する元本を得るために働いているのだが…

理想の生活は、「孤独な灯台守」

理想の生活 「夢をかなえるゾウ」ってロングセラーだし、Kindleで試し読みしてみたけど、「成功」のイメージが合わなさすぎてやめた。 タワマンでパーティー、モデル美女がたくさん…というのに憧れて主人公が奮起するのだが、そんなの全く嬉しくない。パーテ…

私が理解しがたい人たち

せっかく友人と会えたり通話したりするような機会に、仕事の愚痴なんかを言うのはもったいなさすぎて嫌なので、ひたすら文章にぶつけることにする。 ミュート解除も音量調節も自分でできない、やろうともしない人たち。高齢者でもなく、普段スマホやタブレッ…

私は本当に無能なのか?

出勤してると日々、「自分は無能だ…」という思いにさいなまれる。無能だ無能だ、足を引っ張っている…ここにいていいのか?自分は社会不適合者だ…と。 でも、本当にそうなのだろうか?一度立ち止まって考えてみると、 仕事でいうと締め切りを破ることはまずな…

ジャッジされる息苦しさ

仕事は学生時代と違い常にぶっつけ本番で、練習や試験勉強がない。そして、いちいち正しい挙動があって、正解できるか常に監視されてる感じが無理。 車の乗り方(序列とタイミング)とか。別に1分1秒を争う場面ではまったくないのに、ちょっとでももたつけば…

連絡先を整理したら半分以下になった

電話帳アプリがなんか勝手に一番下の方に高速で飛んで行ったりしてすごく使いにくいのと、漢字フルネームで登録されているのに全く誰か思い出せない連絡先が多いので整理してみた。LINEだったら、あだ名とか「ゆう」みたいな感じで分かりにくくて当然なのだ…

大江英樹「その損の9割は避けられる 後悔しない選択ができる行動経済学」

その損の9割は避けられる: “後悔しない選択”ができる行動経済学 (単行本) 作者:大江 英樹 三笠書房 Amazon レジ横のガムをカゴに入れてしまう、車を買う時に高価なオプションを付けてしまう、こういうのは「参照点からの変化」という心理状態だという。 0円…

ハリエット・タブマン―「モーゼ」と呼ばれた黒人女性」

上杉忍 「ハリエット・タブマン―「モーゼ」と呼ばれた黒人女性」(新曜社) ハリエット・タブマン—「モーゼ」と呼ばれた黒人女性 作者:上杉忍 新曜社 Amazon 栗原康「サボる哲学 労働の未来から逃散せよ」(NHK出版新書) で紹介されていたので読んでみた。 …

夏休み中にメールチェックしてたら、それはもう夏休みじゃないだろう

○仕事のメールを見る日=仕事の日、だろう 過酷な暑さと豪雨、そしてコロナの感染拡大の中でますます労働に対するヘイトが溜まっている。 職場では、夏休み中なのにメールをチェックしている人が多い。休んでいる人が携帯から連絡してくることもあるし、上司…

あらゆるジョブがブルシット!栗原康「サボる哲学 労働の未来から逃散せよ」

栗原康「サボる哲学 労働の未来から逃散せよ」(NHK出版新書) サボる哲学: 労働の未来から逃散せよ (NHK出版新書 658) 作者:栗原 康 NHK出版 Amazon この本の著者、栗原康の本は「村に火をつけ、白痴になれ――伊藤野枝伝」、「はたらかないで、たらふく食べ…

国家と“野蛮人“~「反穀物の人類史」まとめ

反穀物の人類史――国家誕生のディープヒストリー 作者:ジェームズ・C・スコット みすず書房 Amazon ヒトは自らを家畜化したといえるのではないか?というのが以前の記事。 fluffysamoyed.com 本書は、ヒトが植物を飼いならしたのか、植物がヒトを飼いならした…

2010年に書かれたということに驚き。ハイシマカオリ著「ケチケチしないで500万円貯金しました」感想

ハイシマカオリ「ケチケチしないで500万円貯金しました」 ズボラを自認する30代独身女性の作者によるコミックエッセイ。 自分と似ていると思い、読んでみた。 新 ケチケチしないで500万円貯金しました (宝島SUGOI文庫) 宝島社 Amazon たいして食べたくもない…

セミリタイアに向いている人とは?~面の皮が厚くないとセミリタイアはできない

「ふつう」とか、他人の目を気にしていたらセミリタイアどころではない。 ・「ふつう」という基準に意味はない 周りが残業していてもとっとと帰るとか、会食を断るとか、それくらいできなければなかなか目標には近づけない。 セミリタイア自体「ふつう」じゃ…

澤村伊智の短編集「などらきの首」~組体操の記憶

ステレオタイプな子ども像 澤村伊智「などらきの首」 女性の描き方にノイズがない ステレオタイプな子ども像 子どもの頃、「カレーとハンバーグが好きで勉強は嫌い、体育大好き」みたいなステレオタイプを、アニメとかでも現実でも押し付けられるのがしんど…

「家畜化という進化ー人間はいかに動物を変えたか」2~雑感

前回は要約だったが、今回は個人的に印象に残った部分を紹介したい。 家畜化という進化ー人間はいかに動物を変えたか 作者:リチャード・C・フランシス 発売日: 2019/09/05 メディア: 単行本 出産のジレンマ 人類の脳の進化にはまた、進化の保守的な面と、す…

「家畜化という進化ー人間はいかに動物を変えたか」1~要約と感想

人間は動物を作り替えてきた。別の種類の動物であっても、そのプロセスには共通したところがある。 家畜化された動物の特徴 人間の自己家畜化仮説 大型犬~本筋とは離れるが、気になった話 家畜化という進化ー人間はいかに動物を変えたか 作者:リチャード・C…

たいして興味もないのに聞かないでほしい

休みの日は何してるかとか、たいして興味もないくせに聞かないでほしい。読書と散歩、あとは家事とかだけど、話広がらないし広げたくもない。相手だって多分広げる気はない。「ネタにして」「変人扱い」して「いじり」たいだけ。材料が欲しいだけ。 自分が観…

【その3・完~趣味は教える側に回ろう~】いちのせかつみ「書かずに貯まる!クリアファイル家計簿」感想

本書の趣味についての考え方が印象的だったので、今回はその部分に絞って紹介したい。 書かずに貯まる! クリアファイル家計簿 作者:いちのせ かつみ 発売日: 2016/11/02 メディア: 単行本(ソフトカバー) ○趣味を始めるなら、教える側に回ることを考える ・…

【その2~浪費家の口癖~】いちのせかつみ「書かずに貯まる!クリアファイル家計簿」感想

前回に続き、参考になったポイントを紹介したい。 ○ポイントにつられない ○浪費家の口癖 ○支出を減らすのは今すぐできる 書かずに貯まる! クリアファイル家計簿 作者:いちのせ かつみ 発売日: 2016/11/02 メディア: 単行本(ソフトカバー) ○ポイントにつら…

【その1・衝動買いを減らす】いちのせかつみ「書かずに貯まる!クリアファイル家計簿」感想

【1年間服を買わない】松尾たいこ著「クローゼットがはちきれそうなのに着る服がない!そんな私が、1年間洋服を買わないチャレンジをしてわかったこと」感想

「1年間服を買わないチャレンジ」「100日間服を買わないチャレンジ」についてはネット記事やブログなどでもよく見かける。100日なら余裕だけど、1年はきつそう。ちょっとやってみたいな~と思っていた。 ○ 参考になったところ 1.やり方がシンプル 2.買…

やりたいことがありすぎて、出勤してる場合じゃない

やりたいことがたくさんある。ほとんどは家の中でできることだ。 図書館の返却期限が迫った本とか、読みたい本がまだまだあるし、ブログの記事も書きたいし、季節の花は旬のうちに見ておきたいし、朝散歩も習慣として続けたい。ストレッチと筋トレ両方やりた…

「ふつう」って何だ?自分の考えを押し付ける人たち

出勤するとすごく疲れる。理由はたくさんあるが、その一つとして、職場には保守的な考え方を持っていて、しかもそれを他人に押し付ける人が多いからだと気付いた。 「ふつう」って何だ? 以前、40代の男性が、その場にいない自分より年下の男性(たぶん30代…

寝たいときに寝て、起きたいときに起きる生活~高村友也「自作の小屋で暮らそう Bライフの愉しみ」感想

自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ (ちくま文庫) 作者:友也, 高村 発売日: 2017/02/08 メディア: 文庫 概要 自由な睡眠 テレビのくだらなさ ゴロゴロしていたい 概要 セミリタイア界では有名な本書。雑木林の中の土地を買って、自力で小屋を建てて暮ら…

「浪費するアメリカ人」―労働と消費、ダウンシフター【後編】

前編はこちら。 fluffysamoyed.com 旧版の表紙はなかなか強烈である。 浪費するアメリカ人―なぜ要らないものまで欲しがるか 作者:ジュリエット・B. ショア 発売日: 2000/10/27 メディア: 単行本 3.労働と浪費、労働のコスト 時間の欠乏、ストレス、消費 ダ…

「浪費するアメリカ人」―ステータス消費と過剰な労働【前編】

過去の記事に書いた「じゅうぶん豊かで、 貧しい社会」の中で引用されていて興味を持った本。日本での刊行は2000年。 浪費するアメリカ人――なぜ要らないものまで欲しがるか (岩波現代文庫) 作者:ジュリエット・B.ショア 発売日: 2011/03/17 メディア: 文庫…

マイケル・ポーラン著「幻覚剤は役に立つのか」

文藝2021年春季号「夢のディストピア」に掲載の「身体と精神改造のための闇のブックガイド」で知り、気になって読んでみた一冊。かなり分厚い本だが、印象に残った箇所をピックアップしていきたい。 幻覚剤は役に立つのか (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シ…

【後編:衣類について、2選】ちゃくま著「もっと簡単に暮らせ」感想~実践したい暮らしのコツ5選

前回の記事に引き続き、ちゃくま著「もっと簡単に暮らせ」から暮らしのコツを紹介したい。 もっと簡単に暮らせ 作者:ちゃくま 発売日: 2017/09/22 メディア: Kindle版 前回の記事(買い物編) fluffysamoyed.com 後編では、衣類について紹介する。 4.ユニ…

【前編:買い物について、3選】ちゃくま著「もっと簡単に暮らせ」感想~実践したい暮らしのコツ5選

前回紹介した「簡単に暮らせ」が有益だったので、続編を読んでみた。 もっと簡単に暮らせ 作者:ちゃくま 発売日: 2017/09/22 メディア: Kindle版 前回の記事はこちら。 fluffysamoyed.com 本書には暮らしを楽にするコツが86個も載っている。その中から特に有…