生きるためのセミリタイア

当たり前を疑い、40代セミリタイアを目指す

2021-01-01から1年間の記事一覧

成長しないとダメなのか

あまりに忙しくストレス過多で、睡眠や食事も満足にとれない時期が続き、心身の調子を崩していた。 休みながら思ったのは、ただ眠り、食べたいものを作って食べる、それだけでかなり満たされるということと、スーパーで買い物して料理したり、掃除・洗濯する…

耐えられる労働は週に2日くらいまで

働く日の方が少ない状態にしたい。7分の5、週の約71%が労働の日で、しかもその日は労働とその準備(最低限の睡眠・食事と身支度とか)しかできていない。ひどい時は休日も侵食される。 これは異常なことだ。肉食動物だってそんな四六時中狩りをしてないだろ…

見るから欲しくなるのだ

本は、何かを買わせようとしてくることがほとんどないからいい。ネットは買わせる情報ばっかりだ。魅力的な新商品、きれいな写真…インスタの広告の精度は高すぎる。ぴったりのサブスクとか提案してくる。 見なければ、知らなければ、欲しくなることもない。…

頑張れない、と主張していこう

先日歩いていたら、父親に連れられた2~3歳くらいの男の子が大泣きしていた。何かの言葉を必死に繰り返している様子だったのでよく聞いてみたら、「がんばれないよ~!!」と叫んでいた。連呼していた。 おそらく、家に帰るのにもう歩きたくなくて抱っこし…

週休二日では足りない

残業まみれで5日も連続で働いて2日の休み程度では、マイナスをギリギリ0まで戻す程度の効果しかない。 プラスで何か楽しいことをするというところまでたどり着けない。 とにかく寝て体を休めて、たまった家事や用事をしたらほぼ終わり。 なんでこんな働き…

ものすごく窮屈な思い込みにとらわれているだけかもしれない

世界は広いし、日本だってそこそこ広いし、色んな生き方があって、大勢の人がそれぞれの生き方をしている。 電車の窓から見ただけでもものすごい数の住宅があって、空き家もあるだろうけど、それだけそこに住んでいる人もいて、田舎にも都会にもたくさんの町…

被服費(洋服代)を節約する方法4選

服や靴って食品などと比べて単価が結構高くて、メンテナンスも必要だし収納場所もとるので購入には慎重さが必要だ。5000円とか出して買った服をほとんど着ずに放置するとしたら、すごくもったいない。 私はもともとそれなりにファッションが好きだったが、被…

明日仕事に行きたくない。もう無理かもしれない

特に日曜の夕方からは憂鬱でしかたない。何とかして明日出勤しない方法はないものかと考えてしまう。少額だけ買ってるtotoBIGが外れましたというメールが来ると、憂鬱は最高潮に達する。天変地異など不謹慎な望みを抱いてしまう。有休の残りと12月のボーナス…

残業代に手を付けてはいけない理由

残業代には手をつけない。睡眠や健康を犠牲にし、文字通り命を削って得たお金だからだ。 また、そのお金の裏には、 コンビニで夕食を買った 肩こりが限界でマッサージに行った とか、経費も実は結構かかっている。 だから「頑張って稼いだんだし、これくらい…

193の心理研究でわかったお金に支配されない13の真実

MIND OVER MONEY―――193の心理研究でわかったお金に支配されない13の真実 作者:クラウディア・ハモンド あさ出版 Amazon DaiGoが絶賛しているから読んだわけではなく、お金と心理の関係には前から興味がある。 fluffysamoyed.com カードと衝動買い うまく買い…

歩きスマホは「緩慢な自殺」かもしれない

喫煙は「緩慢な自殺」といわれるが、歩きスマホもそうなのでは?と思っている。 対向者も同じく歩きスマホしてるという発想はないのだろうか。他人を信用しすぎじゃないのか? 信号待ちでもスマホを見ていて、スマホから目を離さず周りの人が動き出したから…

疲れた日本人とキャラクター

最近のキャラクターを見ていると、日本人疲れてるな~という感じがする。 コウペンちゃん、ちいかわ、ばいばいべあ、だっとちゃん。 「がんばってるね、えら~い、よしよし」系とか、労働してたりする系だ(ちいかわ:草むしりや討伐、涙を浮かべながら頑張…

買うのは簡単、お金を使うのは簡単

「自由」という大きな買い物をするために、他のことにポロポロお金を使っている場合ではない。疲労によりマッサージやらアロマやら…色々買ってしまいそうになるのだが。 モノを買うのは簡単だ。 筋トレするよりスムージーを買う、大人の女になりたいから新し…

やりたくないことはやりたくない

「やりたいこと」なんてそんな都合のいい形であるわけない。社会的に認められて仕事になる時点で、かなり刈り込まれている。 正直、本当にやりたいのはマンガ読んでゴロゴロしてアイス食べてたい…という人も多いのではないか。それでお金は稼げないというだ…

ポテトチップスという自傷行為

胃が弱くなってからというもの、揚げ物は避けている。かつて好きだったポテトチップスも当然避ける対象で、普段は食べない。でも、疲れてストレスがたまると食べたくなる。よりによって深夜に、しかもストレスで辛いものを欲しがちになりカラムーチョ…あるい…

24時間働けません。

残業は節約の敵 残業まみれだとコンビニしか開いてないから、余計な出費が増える。 物価の優等生である卵やバナナをコンビニで買う悔しさといったら… コンビニに貢ぐために働いているのではなく、世界経済の成長に投資する元本を得るために働いているのだが…

理想の生活は、「孤独な灯台守」

理想の生活 「夢をかなえるゾウ」ってロングセラーだし、Kindleで試し読みしてみたけど、「成功」のイメージが合わなさすぎてやめた。 タワマンでパーティー、モデル美女がたくさん…というのに憧れて主人公が奮起するのだが、そんなの全く嬉しくない。パーテ…

私が理解しがたい人たち

せっかく友人と会えたり通話したりするような機会に、仕事の愚痴なんかを言うのはもったいなさすぎて嫌なので、ひたすら文章にぶつけることにする。 ミュート解除も音量調節も自分でできない、やろうともしない人たち。高齢者でもなく、普段スマホやタブレッ…

私は本当に無能なのか?

出勤してると日々、「自分は無能だ…」という思いにさいなまれる。無能だ無能だ、足を引っ張っている…ここにいていいのか?自分は社会不適合者だ…と。 でも、本当にそうなのだろうか?一度立ち止まって考えてみると、 仕事でいうと締め切りを破ることはまずな…

ジャッジされる息苦しさ

仕事は学生時代と違い常にぶっつけ本番で、練習や試験勉強がない。そして、いちいち正しい挙動があって、正解できるか常に監視されてる感じが無理。 車の乗り方(序列とタイミング)とか。別に1分1秒を争う場面ではまったくないのに、ちょっとでももたつけば…

連絡先を整理したら半分以下になった

電話帳アプリがなんか勝手に一番下の方に高速で飛んで行ったりしてすごく使いにくいのと、漢字フルネームで登録されているのに全く誰か思い出せない連絡先が多いので整理してみた。LINEだったら、あだ名とか「ゆう」みたいな感じで分かりにくくて当然なのだ…

大江英樹「その損の9割は避けられる 後悔しない選択ができる行動経済学」

その損の9割は避けられる: “後悔しない選択”ができる行動経済学 (単行本) 作者:大江 英樹 三笠書房 Amazon レジ横のガムをカゴに入れてしまう、車を買う時に高価なオプションを付けてしまう、こういうのは「参照点からの変化」という心理状態だという。 0円…

ハリエット・タブマン―「モーゼ」と呼ばれた黒人女性」

上杉忍 「ハリエット・タブマン―「モーゼ」と呼ばれた黒人女性」(新曜社) ハリエット・タブマン—「モーゼ」と呼ばれた黒人女性 作者:上杉忍 新曜社 Amazon 栗原康「サボる哲学 労働の未来から逃散せよ」(NHK出版新書) で紹介されていたので読んでみた。 …

夏休み中にメールチェックしてたら、それはもう夏休みじゃないだろう

○仕事のメールを見る日=仕事の日、だろう 過酷な暑さと豪雨、そしてコロナの感染拡大の中でますます労働に対するヘイトが溜まっている。 職場では、夏休み中なのにメールをチェックしている人が多い。休んでいる人が携帯から連絡してくることもあるし、上司…

あらゆるジョブがブルシット!栗原康「サボる哲学 労働の未来から逃散せよ」

栗原康「サボる哲学 労働の未来から逃散せよ」(NHK出版新書) サボる哲学: 労働の未来から逃散せよ (NHK出版新書 658) 作者:栗原 康 NHK出版 Amazon この本の著者、栗原康の本は「村に火をつけ、白痴になれ――伊藤野枝伝」、「はたらかないで、たらふく食べ…

国家と“野蛮人“~「反穀物の人類史」まとめ

反穀物の人類史――国家誕生のディープヒストリー 作者:ジェームズ・C・スコット みすず書房 Amazon ヒトは自らを家畜化したといえるのではないか?というのが以前の記事。 fluffysamoyed.com 本書は、ヒトが植物を飼いならしたのか、植物がヒトを飼いならした…

2010年に書かれたということに驚き。ハイシマカオリ著「ケチケチしないで500万円貯金しました」感想

ハイシマカオリ「ケチケチしないで500万円貯金しました」 ズボラを自認する30代独身女性の作者によるコミックエッセイ。 自分と似ていると思い、読んでみた。 新 ケチケチしないで500万円貯金しました (宝島SUGOI文庫) 宝島社 Amazon たいして食べたくもない…

セミリタイアに向いている人とは?~面の皮が厚くないとセミリタイアはできない

「ふつう」とか、他人の目を気にしていたらセミリタイアどころではない。 ・「ふつう」という基準に意味はない 周りが残業していてもとっとと帰るとか、会食を断るとか、それくらいできなければなかなか目標には近づけない。 セミリタイア自体「ふつう」じゃ…

澤村伊智の短編集「などらきの首」~組体操の記憶

ステレオタイプな子ども像 澤村伊智「などらきの首」 女性の描き方にノイズがない ステレオタイプな子ども像 子どもの頃、「カレーとハンバーグが好きで勉強は嫌い、体育大好き」みたいなステレオタイプを、アニメとかでも現実でも押し付けられるのがしんど…

「家畜化という進化ー人間はいかに動物を変えたか」2~雑感

前回は要約だったが、今回は個人的に印象に残った部分を紹介したい。 家畜化という進化ー人間はいかに動物を変えたか 作者:リチャード・C・フランシス 発売日: 2019/09/05 メディア: 単行本 出産のジレンマ 人類の脳の進化にはまた、進化の保守的な面と、す…