生きるためのセミリタイア

当たり前を疑い、40代セミリタイアを目指す

オンラインカウンセリングcotree受けてみた感想【後編】

 以前の記事で、オンラインカウンセリングの途中で感想を書いた。

fluffysamoyed.com

 

今回は、オンラインカウンセリングcotree(コトリー)を利用して、2週間(週に5往復)のお試し期間が終了したので、全体を振り返って感想をまとめてみたい。

 

2週間のお試し期間を終えて

・カウンセリングの進め方

私の担当カウンセラーの場合だが、特に2週間で何か目標があるとかワークやプログラムがあるわけではなかった。だいたいこのようなやり取りだった。

私)こちらが考えていることを送る

カ)そうですよね、~してみるのもいいですよ
私)やってみました、これは考えてみたけどあまり思いつかなかった、など
カ)共感、~と考えてみるのはどうでしょうか

~以下繰り返し~

という感じで、最終日もまとめという感じでもなく終わってしまい、
始まったときとほとんど同じ地点に立っている感じだった。f:id:fluffysamoyed:20210314214608p:plain

・カウンセリングの感想

カウンセラーとの相性とか、カウンセリングに何を求めているかといったことにより異なってくるだろうが、
私の場合は、他人を相手にする以上共感だけでなく別の視点が入ってきてほしくて、
相談開始時にも第三者の視点が欲しいと伝えていた。

世間話に毛が生えた感じというか、勧められる内容(日光を浴びるとか)も既にやっているんだけど…と反応に困る場面も何度かあった。

2週間でできることには限りがあるのかもしれないが、ほぼ毎日それなりに時間を使って考えて返信をしていたので、正直物足りなかった。

 

他人に相談するということ

・自分で自分にOKを出せるか

よく、女性が相談するときアドバイスなんて求めていなくて共感してほしいだけと言われるが、
相談する人が全員そうとはいえないし、アドバイスがしょぼすぎてがっかりしただけかもしれない。

おそらく、自分で自分にOKを出せない人は、カウンセラーから出してもらえるとすごくいいのかもしれないけど、
私はわりと自分で自分にOKを出せるほうだし、本当にただ聞いてもらうだけなら、話す相手はぬいぐるみだっていいのでは?と思ってしまう。
というか、ぬいぐるみの方が反論とかしない分、確実でよいのではないだろうか。

・大して困っていなかった?

8,800円という安くはない金額を使えば、もっと確実に自分を幸せにできる方法が他にあるな…と思ってしまう。
おそらく私の場合は、それほどメンタル面で切羽詰まっていなかったのだろう。

今後、同程度の精神状態であれば、カウンセリングを利用しなくてもよいかなと思った。
迷う余地もなく利用しようと思うくらい切羽詰まった場合にだけ、利用することにしたい。

浪費する労働者ー「じゅうぶん豊かで、貧しい社会」

私はよく疑問に思うのだが、

・皆いったい何のために、こんなにしんどい思いをしながらお金を稼いでいるのだろうか。

・そこまでしてせっかく稼いだお金を、なぜ大して必要でもないものに使ってしまうのだろうか。

「豊かさ」についてヒントが得られそうな気がして、
ロバート・スキデルスキー&エドワード・スキデルスキー「じゅうぶん豊かで、貧しい社会 理念なき資本主義の末路」
を読んでいる。

 

 

まだ読み終えておらず、思想史的な部分も多くて理解しきれていないのだが、
印象に残った言葉があった。

コンシューマリズムは、念願の余暇がいっこうに手に入らない労働者をなだめる装置と位置付けられる。彼らの欲求不満を解消し、おとなしくさせておくために、愚にもつかない役立たずの商品が次々に供給されるという仕掛けだ。
ショッピングには「リテール・セラピー」というしゃれた名前がついているが、これは不快で気の滅入ることをやり遂げたご褒美という意味で正鵠を射ている。人為的なニーズが創出されるからこそ、労働者は勤労意欲を保っていられるのだ。
ショアは「新しい消費政策に向けて」と題する論文の中で、「経済には労働を減らしモノを減らす道もあるはずだし、人々は長時間労働・多消費よりそちらを好むだろう。だがその道が閉ざされているなら、人々がたくさんモノを買うという事実は、それだけでは消費欲の証拠とはなり得ない。
仕向けられたとおりの行動をとっているだけなのかもしれない」と述べた。
別の言い方をすれば、人々は選考を環境に順応させ、欲しいモノを手に入れるのではなく、手に入るモノを欲しがるようになっている。

※改行・強調は引用者による

 

疲れ切って気力も体力もなく、自由になる時間もほとんどないと、
受動的でインスタントな楽しみを求めてしまう。YouTubeを観るとか、ネットショッピングをするとか。
買い物は、自分が本当にやりたいことと比べれば、ずっとお手軽だ。
海辺の町でのんびり暮らしたいとか、犬を飼って野山を駆け回りたいとか、そういう願いはすぐには叶えられない。
でも、モノを買うことは布団の中からでも簡単にできてしまう。

そういうお手軽な代償行為みたいな感じで、ストレスを貯めて得たお金を浪費してしまって、また稼いで、…というループに陥ってしまう人が多いのではないか。
私自身、以前よりは浪費を回避できるようになったが、残業続きだと深夜にネットで買い物して、普段より多めにカートに入れてしまうことがある。
ここを抑えていくことが結局は自分自身を大切にすることでもあるし、資産を増やしてセミリタイアに近づく道でもあると思う。
「欲しい」と思ったときに、その気持ちの奥底にはどんな願望が隠れているのか。モノと関係があるかもしれないし、全然別のところにあるかもしれない。
一度立ち止まって、自分の気持ちを掘り下げていくのがいいのではないか。

オンラインカウンセリングcotree受けてみた感想【前編】

年末くらいから気になってはいた、オンラインカウンセリングのcotree(コトリー)。

cotree.jp


評判を調べても良い感想しか出てこなくて、逆に怪しい気もするけどどうだろう…と申し込みを迷っていた。

でも、精神的に辛かったことと、自分の視野の狭さというか、どんどん偏った考え方をしているのではないかという思いから、
第三者に相談することに決めた。

・選んだプラン

私が選んだのは、「書く」カウンセリング(パートナー・プログラム)お試しプラン
8,000円(税抜)である。2週間、専用チャットで週5往復、メッセージのやり取りができる。
対面やビデオ通話だと、泣いたり言葉に詰まったりして無駄な時間を使ってしまうと思ったので、文字でのやり取りを選んだ。

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・カウンセラーが決まるまで

申し込みをしてから、カウンセラーが決まってやり取りが始まるまで、3日近くかかった。
事前にアナウンスはあったものの、それくらい空くと、申し込んだ時とは気持ちも変わってしまう。

また、話す方のカウンセリングのコースでは、事前に質問に答えて自分に合うカウンセラーを探すことができたり、
相談したい内容からカウンセラーを探したりして、人を指定して申し込むこともできるようなのだが、
書く方のコースでは自分で選ぶことができない。相談内容は申し込み時に書くので、それは考慮されるとは思う。

私の場合、事前に見ていたカウンセラー候補とは全然別の人とマッチングされた。
そこは別に保証も何もされていないのでしかたないのだが、本当に私の悩みと合っているのか?という疑問は生じた。

 

そして、カウンセリング開始前後の頃、サイトを見ると書くコースでは「新規申込停止中」となっていた。
多分それだけ相談が多くて、さばき切れていないということではないか。

・カウンセリング期間を半分終えて

カウンセラーの方は穏やかな語り口で、違和感とかは特にないのだが、
今のところ特にプログラムやワーク的なことはなく、ただ話すだけという感じだ。
まだ期間の半分くらいなのだが、返信の内容も、既にやっている人も多そうな、わりとよくある感じで少し物足りない。。

期待しすぎただけなのかもしれないけど、2週間で8,800円(税込)は、通常の対面カウンセリングと比べればだいぶ安く感じるものの、今のところ、ちょっともったいなかった気がしている。
悩んで占いにお金を使ったりするよりは、ずっといいと思うが。

・カウンセリングにこれだけ需要があるということ

カウンセリングに受付を停止するほどの需要があるということで、この社会が心配になった。
メンタルクリニックは何か月も先まで予約が取れない、とよく聞く。

まだまだメンタルクリニックやカウンセリングに抵抗感を持つ人も多いであろう中で、
コロナより前から、だいぶもう限界が来てしまっているのではないかと思うのだ。
あまりにも無理しすぎ、頑張りすぎなんじゃないのか。。

無駄遣いしない、メルカリ活用のコツ5選

それほど頻繁に取引していないが、無駄を少なくしてメルカリなどフリマアプリを活用する方法をまとめてみました。

 

<売る場合>

1.早めに売る

使わなくなったものは、早めに売る。
あんまり寝かせておくと劣化するおそれがあるし、購入時期を聞かれることも多い。

2.常識的な値下げには応じる

単価や送料にもよるが、2000円→1800円など200円程度の値下げ交渉であれば、売れ残るよりいいのでさっさと売ることにしている。
1か月以上経ったものが不意に売れることもあるが、出品したその日に売れることが多かった。

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<買う場合>

3.服などは、サイズ感の分かるものだけ

服・靴などサイズのあるものは、着たことのあるものをリピート買いするような場合以外は避ける。
単価もある程度するので、失敗したときのダメージがそこそこ大きい。

4.買う場合は、本が便利

本なら、古本屋で探すよりも検索できる分早いし、安い順に並び変えることもできる。
状態も結構詳しく写真を載せている人が多い。ポストに入るので受け取りも便利。
読み終わったら売ってもいいし、あまりいい値段がつかなくて処分することになっても粗大ゴミみたいに費用は掛からない。

 

5.メルカリ・フリマアプリをチェックしすぎない

これが地味に重要で、目的もなくアプリを開いて、フラフラと別に必要でないものを買ってしまうのは危険。
読みたい本があって図書館だと予約待ちがすごく長いとか、
使ってないものがあるけどこれはいくらぐらいで売れるだろう、
といった明確な目的があるときに見る。

<まとめ>

余計なものを買わずに、不用品を売ることをメインに活用していきたいところ。

物を減らして、お金を増やす。コスメを買いすぎない3つの考え方

・そもそも買いすぎていた

セミリタイアを目指すには、余計な出費は禁物である。

もともと浪費家ではないが、部屋の片付けをしていると「これは無駄遣いだったな…」と思うものが出てくる。
例えば、香りが苦手で使わなくなった化粧下地、まだまだ開封の順番が回ってこない化粧水、全然使い切れないボディークリームなど。

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通販で安くなっているときに、「遅かれ早かれ使うから」と買ったものが多い。

でも、保湿クリームなどは塗るのが面倒になってしまうこともあるし、真面目に塗っても意外と減らなくて、いつまでもあったりする。
次を開封するタイミングがなかなかやってこない。

自戒を込めて、主にコスメ・スキンケア用品を買いすぎないための考え方3つをまとめたい。

 

・考え方1:使い切るまで買わない

使い切るか、使い切りそうになってから次を買う。
特にスキンケア用品は次々と使ってみたいものが出てくるのだが、そういう情報収集はキリがないから普段は見ないようにする。
劣化・変質も気になるので、同時にいくつも開封した状態にするのは厳禁である。

 

・考え方2:安いからといって買わない

つい、海外コスメのタイムセールなどで買ってしまっていたのだが、出番を待っているスキンケア用品がたまってしまった。
使ったことがあって気に入っているもの以外は、安くなっていても原則買わない。
使ったことがないものを試したいときは、レビュー数がある程度多いものにする。
確信が持てないものは、安くても買わない。

・考え方3:本当に必要か、欲しいだけなのか吟味する

新商品や季節限定商品など、見ると心が浮き立つようなものもある。
でも、それはなんだかんだ毎年毎シーズンやってくる
ごくたまにならまだしも、あまり頻繁にやっているとお金は出て行くし、収納はパンパンになってしまう。

例えば口紅などは劣化も心配だし、マスクしてると本当に減らない。
綺麗な色に惑わされず、「本当に必要?」「似たようなの持ってる」と立ち止まってみる。

ちょっと悲しいけど、アイシャドウのラメの色合いがちょっと変わったところで顔も自分もほとんど変わらない。
どうしても必要なものだけ買うことにする。

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・まとめ

まだシンプル化の途中だが、気に入ったスキンケア用品などは絞られてきたし、
年々増えていた美容費をなんとか抑えていきたいところである。

ロマネスコが怖すぎる

先日、苦手な食べ物についての記事を書いたが、ほかにもあることを思い出した。 

fluffysamoyed.com

 

八百屋の前を通りがかったらヤツがいたのだ、ロマネスコが…

ブロッコリーとカリフラワーを掛け合わせたらしいが、幾何学的というのか、見た目が怖すぎる(見たくないので画像も貼りません)。
初めて見たのは確か数年前、弁当を買ったら付け合わせとして入っていた。
目をつぶって食べれば、味はカリフラワーに似ていてさほど特徴がないのだが、見た目が衝撃的すぎた。

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野菜で直視できないようなものがあるなんて思わなかった。
なんか尖っているし、わりと明るい色合いのせいか、陰影がわかりやすいのも不気味さを増幅させている。
こういうのはフラクタル構造というらしいのだが、他の例はカミナリとかで、別に気持ち悪くはない。このフラクタル構造のせいか、「世界一美しい野菜」と言われることもあるらしいが、信じられない。

 

検索した限りではロマネスコが怖いと思う人は結構多いようで、トライポフォビア(集合体恐怖症)らしい。
有名どころでは蓮の穴とか…個人的には、しめじの株の根元を切ったときの断面も相当気持ち悪いと思う。

こういうものを気持ち悪いと思うことが人類の生存に何か関係あったのかもしれないけど(何か病気とか?)、いったい脅威となる何に似ているのかよく分からない。

日本でも普及してきたのか、以前より見かける機会が増えた気がする。視界にヤツの気配を感じると、ピントを合わせないようにして対処している。

飲み会を絶対に断る女

壇蜜は飲み会に絶対行かないらしい

「飲み会を絶対に断らない女」がニュースになり、
それに対し壇蜜が「私は飲み会を絶対に断る女です。絶対行きません」と言って、話題になっていた。

「絶対」というのは言いすぎというか本当か?という気はするが、
考えてみたら、壇蜜が飲み会に行っても本人には何もメリットがなさそうだ。来てくれたら周りは嬉しいけど…
勝手な想像だが、オッサンたちが失礼なこと下品なことを言いまくって、地獄絵図になりそう。
飲み会とか行かなくても仕事が来るだろうし、そもそももうそんなに働く必要もないのかも?

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飲み会には二度と行かない勢い

私は酒が飲めない。タバコも嫌い。
飲み放題なんてうっすいウーロン茶が高い、おいしくない。
嘔吐恐怖気味なので、酔っ払いの多い街や電車も避けたい。

飲み会はそもそも長すぎる。ひどいときは飲み放題2.5時間の3時間コースとか、絶望する。
二次会なんて論外で、最後に行ったのがいつか思い出せない。

なんか飲み会だとプライバシーに土足で踏み込んでもいいと思ってる人が多い
開口一番「彼女いるの?」とか。正直、本当に知りたいのかも疑問である。無難な話題でもないのに。
聞かれたからって真面目に答えて情報を渡す必要もないので、全部「あぁ、はぁ、まぁ」で済ますか、嘘ついてもいいと思う。
休日は家事と睡眠で終わっちゃいますね~、とか。

今だったらコロナを理由に、「会食はちょっと…」で全部断れる。これだとランチすら断れる。
当日急に誘われた場合はだいぶ断りやすい。先約はもちろん、胃痛でもクール便が届くでも大丈夫。

あと、ある程度のポジションまで行った人(部下がいる人)は、飲み会が苦手なら、
「お昼にしませんか?」「やっぱり今の時期はやめた方がいいと思います」とか、可能な限り提案した方がいいと思う。
新人とかは嫌でも言えないと思うので。そういうのが好きな新人だったら、自分から言えると思うし。

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間違っても、本当は嫌なのに企画する側に回ることだけは避けたい。
「自分だって嫌だけどやってるんだ!お前も苦しめ」みたいな人には絶対なりたくない。

「空気読む」とかより、自分の3時間とか5000円とかの方がよっぽど大切。
というかもしかしたら、空気読めないのは飲み会やろうという人の方かもしれない。