生きるためのセミリタイア

当たり前を疑い、40代セミリタイアを目指す

セミリタイア、周囲には知らせない?

セミリタイアする際、周囲の人にどう説明するかは注意を要することの一つだ。
口を滑らせても撤回はできないので、今のうちに一度考えてみたい。

1.セミリタイア前からの人間関係

・家族

独身者の場合は親と兄弟。離れて暮らしていて、お金を要求してくるような事情がなければ、自宅で仕事をしており資産もあるので心配ないとある程度正直に伝えてもよいかもしれない。
ただし、近所の人などにペラペラ話されては困るため、口止めは必要。

・(数少ない)友人

あまり言わない方がよさそう。会うのは今までどおり週末にとどめ、話の流れによっては自宅で仕事をしていると言う。

・退職する職場

やりたくないことをやって毎日我慢している、でも少なくとも60歳までは働かないといけない…と思っている人たちに反感を持たれるだろうから、言わない。
セミリタイアするずっと前から、投資の話などもしない。お金に余裕のある様子も、反対に極端な節約をしている様子も見せない。
家庭の事情か心身の不調で地元に戻るといった、気の毒がられるくらいの設定にしておく。

2.セミリタイア後に出会う人

移住先でも馬鹿正直にリタイアしたというのは危険そう。最悪の場合、強盗に入られるかもしれない。
過労で心身を壊し療養中、在宅の仕事でリハビリしている。
訳あって(離婚など?)心機一転引っ越してきた。
というような、不幸っぽい要素+ほそぼそと働いているという設定にすれば、嫉妬や反感、財産を狙われる危険を回避できるだろうか。

そこまで話す必要のない場面では、何も情報を出さないか、失業中とか主婦という設定で乗り切れるか?
地方に移住するとしても、あまり詮索されないような、匿名性が保たれる程度の都市にしておく方が私には合っていそうだ。

3.今からできること

セミリタイアの意向はもちろん、財産や投資の話はしない。つみたてNISAくらいなら、話の流れによっては可。すでにリタイアした人の情報発信も参考にして、自分に合った不自然ではない設定を考えておく。
生活コストが安く、かつ匿名性が保たれる程度の移住先を探す。