生きるためのセミリタイア

当たり前を疑い、40代セミリタイアを目指す

昔好きだった「お笑い」が苦手になってしまった

お笑い番組

もう何年も、お笑い芸人がたくさん出てくるようなバラエティー番組を(自発的には)観ていない。
苦手になってしまった。笑えないのだ。

昔は好きで観ていて、「リンカーン」とか楽しみにしてたし、めちゃくちゃ笑った記憶がある。
でも今は、先輩後輩の上下関係、芸人の「嫁」連呼とか、だんだんしんどくなってしまった。

日本版ネットフリックスとかで、自称「テレビではできない尖ったこと」みたいのあるけど、結局既存の枠組みという印象を受ける。
大物芸人がやってる番組もそうだし、「全裸監督」の足は相も変わらず女性を踏みつけており、それは新しくも冒険でもない。

尖ってるというのは、ハンナ・ギャズビーとかのことを言うのではないか?さすがに極端かもしれないが。

落語

お笑いよりずっと後に、落語が好きになった。
セットも何もないところで、おじいさんがおじいさんの姿のままで花魁を演じたりして、しかもそれが変じゃないのも楽しかった。

でも今はなんとなく遠のいてしまった。

飲んだくれ亭主を支える妻とかよく出てくるけど、共依存という言葉が浮かんでしまう。
「文七元結」とか人情噺だけど、娘の身代金みたいなお金を人助けとして他人にポンと渡す。そもそもは父親の博打が悪いのに。

だいたい娘が出てくると、最後にお礼の品みたいに結婚するパターンが多すぎる。

フィクションの世界だから、めでたしめでたしだけど…

残念だし悲しいのだが、素直に楽しめなくなってきてしまった。。