生きるためのセミリタイア

当たり前を疑い、40代セミリタイアを目指す

疲れた日本人とキャラクター

最近のキャラクターを見ていると、日本人疲れてるな~という感じがする。

コウペンちゃん、ちいかわ、ばいばいべあ、だっとちゃん。

「がんばってるね、えら~い、よしよし」系とか、労働してたりする系だ(ちいかわ:草むしりや討伐、涙を浮かべながら頑張っている。だっとちゃん:弱いのに、強制されたヒーロー活動を頑張っている…)。

サンリオのこぎみゅんもかわいいけど、今の若者っぽいというか、先輩を尊敬していて謙虚ないい子という、とにかく嫌われないような性格に作ってある感がある。

特によしよし系を見ていると、かわいいキャラクターをよしよしするだけでは足りず、キャラクターによしよしされないとやっていけないくらい疲れているのだろうか、と考えさせられる。

また、労働を強いられてる系は、はなっから大人を対象としている気がする。

キャラクターグッズが子供だけのものでなくなって久しい。大人がキャラクターグッズを使っていても別に奇異の目では見られない(特に小物の場合)。

ただかわいいから、かわいいものが好きだからと言ってしまえばそれまでだし、私も好きなのだが、時代の変遷が見えるような気もする。

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何年も前、消費者金融のCMでチワワが人気になって、癒しという言葉も流行って、日本人はこんな小さな犬に癒されないとやっていけないのか?という言説も当時見かけた記憶がある。

その頃よりさらに衰退している日本。疲弊した人たち。日本のキャラクター文化とのんきに言っているだけでは足りない気がしている。