生きるためのセミリタイア

当たり前を疑い、40代セミリタイアを目指す

運動嫌いでも運動習慣を付ける方法5選

 

はじめに どれだけ運動が苦手か

私は運動が苦手だ。
運動神経がとにかく悪く、10年後には新しい病名がつけられてるレベルだ。
まぐれでうまくいっても、それを再現することができない。
自分の体なのに、今どういう角度でどういう動きをしているのか把握できないため、もう一度同じようにやれと言われてもできないのだ。
特にボウリングなどに(しかたなく)参加すると下手すぎて、頑張って笑顔で楽しそうにふるまったとしてもその場の雰囲気が悪くなる。
なぜ雰囲気が悪くなるかというと、大抵教えてくれようとする人が登場するのだが、上記の通り自分の動きが分からず同じようにもう一度やろうとしてもできないので、その人も諦めるし、やる気がないように思われてしまうのだ。
コロナ禍で当分ないだろうが、もう誘われても行かない。

また、精神面でも体育会系のノリや根性論、謎ルール(1年生はジャージの長ズボンを履いてはいけない、とかそういうやつ)をどうしても受け入れることができないので、部活からも距離を置き続けてきた。

スポーツ観戦にもほとんど興味がない。オリンピックなどでアスリートの姿を見てすごいな~とは思うが、生で観たいとか大画面で観たいとまでは思わない。

それでも、あまりに運動不足すぎ、座りっぱなしでいると健康被害が出てくる。
長生きを目指しているわけではないけど、日常生活で他人の手を借りるのは嫌なので、一人で生活できるように健康寿命は延ばしておきたい。
また、病気になると余計なお金もかかるし、やりたいことができなくなるおそれがあるので、セミリタイアには健康が重要だ。

今回は運動がめちゃくちゃ苦手でもなんとか続いているものがあるので、紹介していきたい。

運動を続ける方法

1 自分が苦痛を感じない運動を選ぶ

人付き合いが苦手であれば、テニスやバレーボールなど他人がいないとできないものは選ばない。
走るのが苦痛なら走らない。

私の場合は、一人でもできて運動神経があまり関係がないものを選んだ。
具体的には、

・歩く(散歩、階段を使うなど)
・ヨガ
・ピラティス
・ストレッチ
・筋トレ(マシンを使わないもの)


などである。

うまい下手・勝ち負けとかそういうものとは無縁のものばかりだ。
球技やチームプレイは最初から候補にもならなかった。
ヨガなど失敗という概念がなく、呼吸できてればそれでよしという感じなので気楽である。

2 続けられる状況を作る

・一人でできる
自分の都合さえよければいつでもでき、チームの人数を集めたりしなくてよいものにする。

・天候に左右されない
雨とか暑さ寒さに関係なく続けられるよう、できれば屋内でできるものにする(上記リストだと、散歩は厳しいが)。

・自宅あるいは近所
自宅でできるものか、スタジオなどに通うにしても自転車圏内など、できる限り楽にアクセスできる場所にしておく。

3 がちがちにしない

ちょっとでもいいからやる。できない日があってもまた次の日やる。
ちょっとくらいできない日が続いても、「もうだめだ~」とならずにまたやる。
それくらいでも、全然運動しないよりはマシだ。

また、合わないと思ったり飽きたら別の運動に変えてみる。

4 なんらかの快・利益と結びつける

例えばストレッチをやると凝り固まった体が伸びて気持ちいいとか、肩こりがマシになったとか。
ヨガ教室の床暖房が気持ちいいとか。
朝散歩するとメンタルの調子がよくなったとか。
楽しい要素があるか、効果が見えると続ける気になる。

5 他人と比べない

そもそも一人ででき、勝ち負けもないものを選べば比べようもないのだが、情報収集の過程ですごい人を見ても自分とは比べない。
別の世界の人である。
比べるなら自分自身と比べる。前はこれができなかったけどできるようになったとか。

 

 続かなかった実例

私は以前、大人になってから始めるバレエに興味を持って、通っていたことがある。
チケット制でわりと自由に通えるのだが、電車に乗る必要があり、着替えやシューズも必要だった。
さらに、バレエはどうしても見た目が重要だし、理想形がはっきりとある。
発表会などはなく体を動かすことが目的のクラスではあったが、それでもあるべき型に近づけていくものだし、大人になってからでは理想形には正直なれない。

また、大きな鏡の前で他人と並んで動くのは辛かった。どうしたって自分の外見の粗が見えてしまうのである。
ガマの油が出そうだ。

というわけで、わざわざ電車に乗って行きたいとは思えず、続かなかった。

まとめ

現在、なんらかのストレッチや筋トレをほぼ毎日やり、ヨガ・ピラティスは年単位で続けている。
また、毎日ではないが休日朝に近所を散歩し、二度寝やメンタルの落ち込みを回避できている。

1 自分が苦痛を感じない運動を選ぶ
2 続けられる状況を作る
3 がちがちにしない
4 なんらかの快・利益と結びつける
5 他人と比べない

私ほど運動神経の悪い人はそうそういないと思うので、参考になれば幸いである。