生きるためのセミリタイア

当たり前を疑い、40代セミリタイアを目指す

みんなみたいになりたくてもなれなかった

みんなが普通にやっていることが私にはできない。
私はみんなとは違う。悪い意味で。
周囲を見下しているのではなくて、みんなみたいになりたくてもなれなかった。
子どもの頃からそう思っていた。

例えば内向的な性格なのに社交的にふるまうように、
自分を作り替え、変形させ続けることで適合しなければ社会の中で生きていけないのであれば、
そんな鋳型のような社会からは脱出したい。

自分は高尚な趣味を持っているのだと言いたいわけではなく、
マンガといったらワンピース、西野カナの歌詞めっちゃいい、
制服ディズニー!
という人であれたらよかったのに…真剣にそう思う。

そしたらたぶん地元にとどまり、20代半ばには結婚して、とっくに子ども二人くらい産んでたかもしれない。
夫をはじめ、周囲の人に恵まれれば幸せな人生になるだろう。
しかし、そういう「女性らしい」生き方は、何かあったときに(DVからの離婚、とか)詰みやすそうだ。
自分で動かせる部分が少ない、運によるところの大きい人生といえるかもしれない。

今はネットで個人の言葉に触れることもできるから、ワイワイやるのが苦手という人も結構いるんだとわかって心強い。
私は自分なりの楽しさを見つけ、味わっている。
それで満足だけれども、人との交流やイベントごとを楽しめる人が羨ましいとも思っている。